ブラック(ジルコニウム)の発色の特徴

ブラック発色の特徴

Aroodeのジルコニウムのブラック以外のカラーの発色は加熱により表面に酸化皮膜を生成させ、
その皮膜に光が干渉する事により色が視認できる方法です。

また、ブラック発色は加熱により表面に結晶体を生成する事により発色させています。
塗装やメッキではなくジルコニウム自体から生成されるもので発色するので金属アレルギーや肌の弱い方にも安心です。
ブラック以外のカラーは薄い皮膜ですが、指にしか触れないリングの内側などでクレンザーや削れる要因が無い限りは色持ちもいいです。(5年ほどは変化無く使って頂けるかと思います。研磨剤などとの接触が無い事が前提です)
それに対してブラック発色はコンクリートなどに擦り付けるほどの摩擦が無ければ剥がれません。

チタンのマリンブルーと比較をしますとジルコニウムのカラー発色の方が実験上では3倍以上強度があります。
ブラック発色は20倍以上の強度という結果が出ています。

ブラック以外のカラーは通常使用(削れてしまったりする事の無く使用していただいた場合)での色持ちはいいのですが、薄い皮膜の為、硬質なもので引っかいて傷が付いてしまったり、研磨してしまいますとその部分は剥がれてしまいますので取り扱いにはご注意が必要です。
商品では特に傷の付きやすい表面のデザインを、なるべく傷の付きにくいよう考慮してデザインを致しております。
しかし完成後の再加工が可能で、デザイン上可能であれば色を落としての再発色や、内側を削ってのサイズのばし、ダイヤモンドや刻印の追加も可能です。

それに対し、ブラック発色の強度が非常に強い為、完成後の再加工は一切出来ません。サイズ直しもできません。
また部分的に剥がす事も出来ない為リング全体がブラックになります。

デザインによるブラックの表情

ブラック発色は下地のジルコニウムの加工により表情(見え方)が変わります。
マットに仕上げ+ブラックはマットな地の影響で少しグレーっぽく見えます。
落ち着いたマットブラックはとてもお洒落です。

また、ミラーやポリッシュでツヤ出し+ブラックは「漆黒」と思えるような艶やかな黒になります。より黒い指輪をご希望の場合にはこちらがお勧めです。

マット+ミラー+ブラックで色合いに1本のリングの中に黒味の変化をつけて楽しむ事もできます。

お好みのブラックをオーダーください。

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