チタン・ジルコニウムの発色について

チタン・ジルコニウムは加熱をする事により素材自体の変化でカラーリングができます。メッキやペイントではないので肌に優しい反面、カラー部分の皮膜が剥がれる可能性などデメリットもありますのでご理解の上ご注文ください。


チタンの発色

・メリット
チタンのカラーの発色は加熱により表面に酸化皮膜を生成させ、その皮膜に光が干渉する事により色が視認できる方法です。
塗装やメッキではなくチタン自体から生成される皮膜で発色するので金属アレルギーや肌の弱い方にも安心です。
薄い皮膜ですが、指にしか触れないリングの内側などで、クレンザー等削れる要因が無い限りは色持ちもいいです。
(5年ほどは変化無く使って頂けるかと思います。研磨剤などとの接触が無い事が前提です)
剥がして再発色も可能です。(有料)

・デメリット
チタンは多様な色が発色出来るのですが、Aroode商品では特に色持ちの良い「マリンブルー」(ページトップの画像の色です)をお勧め致します。
通常使用(削れてしまったりする事の無く使用していただいただいた場合)での色持ちはいいのですが、
薄い皮膜の為、硬質なもので引っかいて傷が付いてしまったり、研磨してしまいますとその部分は剥がれてしまいますので取り扱いに注意が必要です。マリンブルー以外の色(現在は受注しておりません)は早い方ですと柔らかい皮膚との接触でも1ヶ月程度で落ちるケースもございますのでマリンブルー以外の色に関しましてはAroode商品では販売いたしておりません。
商品では特に傷の付きやすい表面のデザインを、なるべく傷の付きにくいよう考慮してデザインを致しております。


ジルコニウムの発色

・メリット
ジルコニウムのカラーの発色は加熱により表面に酸化皮膜を生成させ、その皮膜に光が干渉する事により色が視認できる方法です。
ブラックは加熱により表面に結晶体を生成する事により発色させています。
塗装やメッキではなくジルコニウム自体から生成されるもので発色するので金属アレルギーや肌の弱い方にも安心です。
カラーは薄い皮膜ですが、指にしか触れないリングの内側などでクレンザーや削れる要因が無い限りは色持ちもいいです。(5年ほどは変化無く使って頂けるかと思います。研磨剤などとの接触が無い事が前提です)
ブラックはコンクリートなどに擦り付けるほどの摩擦が無ければ剥がれません。
ブラックは不可ですがその他のカラーは剥がして再発色も可能です。(有料)
チタンのマリンブルーと比較をしますとジルコニウムのカラー発色の方が実験上では3倍以上強度があります。
ブラックは20倍以上の強度という結果が出ています。

・デメリット
通常使用(削れてしまったりする事の無く使用していただいた場合)での色持ちはいいのですが、
薄い皮膜の為、硬質なもので引っかいて傷が付いてしまったり、
研磨してしまいますとその部分は剥がれてしまいますので取り扱いにはご注意が必要です。
商品では特に傷の付きやすい表面のデザインを、なるべく傷の付きにくいよう考慮してデザインを致しております。ブラックに関しましては発色の強度が非常に強い為再加工は一切出来ません。
また部分的に剥がす事も出来ない為リング全体がブラックになります。

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